牽引療法
首の牽引(引っ張る作用)と休止(緩める作用)を繰り返すことにより、狭くなった頚椎の隙間を広げ、椎間板の圧力を減少させ、神経圧迫をなくし、手足の不調やシビレを緩和し、緊張した筋肉を緩め、筋肉や筋膜由来の痛みや頚椎症性変化によって起こる不調・シビレを緩和します。
筋肉や筋膜由来の痛みは牽引のストレッチ作用で頚部の筋肉や筋膜、靭帯の緊張が無くなり、いたみが緩和されます。
頚椎症性変化由来の場合は椎間関節の不適合性が改善され、椎間板の変性による椎間孔(神経の出口)の狭窄が拡大され、局所の不調や椎間板性の不調、及び神経性の不調が緩和されます。
牽引療法の効果
- 椎間関節周囲の軟部組織の伸張 【伸ばす】
- 椎間板・椎間関節の軽度の変位の矯正 【位置を正す】
- 椎間関節の離開 【引き離す】
- 椎間孔の拡大化 【広げる】
- 椎間板内圧の陰圧化と椎体前後縦靱帯の伸張による膨隆髄核の復位化
【負担を減らし、位置を正す】 - ストレッチ効果による攣縮筋(れんしゅくきん)の弛緩 【緊張をほぐす】
- マッサージ効果による循環促進 【血のめぐりをよくする】