症例　肘の外側部痛　テニス肘

傷病説明

ボールを打ち返す際に肘にかかる強い負担、前腕部を繰り返し使う事による繰り返しでの負担、ラケットを振る際フォームが悪いためにかかる負担等が原因となります。スポーツで、腕にかかる衝撃や作業での負担により症状がでます。テニス選手に多く見られるためこの名前が付いています。

肘の外側痛のバックハンドテニス肘と、内側痛のフォアハンドテニス肘があります。

目安期間

大きな症状が回復するまでの見込み期間 ： 7日 ～ 10日程度

日常生活に復帰するまでの見込み期間 ： 2週間 ～ 3週間

施術方針

肘痛の原因となる炎症を引かせる施術と、傷んでいる組織を修復させるための施術を行います。

鍼灸療法・超音波療法・電気療法・手技療法・テーピング固定など症状にあわせて施術を行い、その後は経過や症状に合わせ通院周期をお伝えします。

アドバイス

症状（炎症）を助長させないように1週間程度は飲酒・熱めの温度での入浴・長時間の入浴を控え、シャワーや短時間での入浴を心がけてして下さい。

運動後は患部を保冷剤で冷やすようにして下さい。悪化防止と再発予防のために、前腕部のストレッチやフォームの変更も必要です。重量物を持ち上げたり前腕部に力を入れたりなど、患部に負担のかかる動作は控えて下さい。