膝関節捻挫
傷病説明
ひざの関節を構成する組織を捻ったりして膝の組織が損傷・炎症しているために症状が出ています。
目安期間
大きな症状が回復するまでの見込み期間 : 7日 ~ 10日程度
日常生活に復帰するまでの見込み期間 : 2週間 ~ 3週間
施術方針
炎症を引かせる施術と傷んでいる組織を修復させるための施術を行います。鍼灸療法・超音波療法・電気療法・手技療法・テーピング固定など症状にあわせて施術を行い、その後は経過や症状に合わせ通院周期をお伝えします。
アドバイス
症状(炎症)を助長させないように1週間程度は飲酒・熱めの温度での入浴・長時間の入浴を控え、シャワーや短時間での入浴を心がけてして下さい。
膝関節の屈伸動作、深く正座、踏み込み動作、長時間歩行・階段昇降は控えて下さい。寝る時の姿勢ですが膝を軽く曲げた状態の方が膝への負担が少ないため、仰向けになり膝裏にクッションを入れ軽く曲げた状態にしてみて下さい。
太ももの内側でボールを挟むトレーニングや、椅子に座り膝をしっかり伸ばすトレーニングなどを行い、太もも前面の筋肉を強化しましょう。体重の増加は膝への負担が大きく係わりますので注意して下さい。正座や和式トイレは膝への負担が大きいため、洋式トイレの使用や椅子での生活スタイルを心がけて下さい。