梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)
傷病説明
坐骨神経(ざこつしんけい)は、梨状筋(りじょうきん)の間を通過して大腿後面を通ったあと、膝の方まで走る太い神経です。
その神経がおしりの梨状筋により圧迫されて、お尻の骨の部分(坐骨部)から大腿部(太もも)の後にかけて引きつれるようなシビレ等の症状がでてきます。
目安期間
大きな症状が回復するまでの見込み期間 : 7日 ~ 10日程度
日常生活に復帰するまでの見込み期間 : 2週間 ~ 3週間
施術方針
しびれの原因である、神経を圧迫している筋肉をほぐす施術を中心に鍼灸療法、手技療法、超音波療法などを行います。しびれ症状には個人差があり、落ち着くまで長期を要する場合があります。
その後は経過や症状に合わせ通院周期をお伝えしますので、通院予定に沿って受療されることをおススメいたします。
アドバイス
患部に負担をかけないように、ガニ股歩き、中腰、スクワット動作、階段の上り下りは控えてください。
うつぶせ寝、あぐら、足を組む姿勢はお尻の筋肉に負荷が掛かりやすいため、やらないように注意してください。